私がよく出かけるホームセンター「ジョイフル本田千葉NT店」に、なんと京阪園芸の
ローズソムリエ小山内健さんが
いらっしゃるということで、行ってまいりました。
このホームセンターは、最近テレビでも取り上げられていましたが、広大な売り場スペースを有する大型店ですが、園芸コーナーの充実ぶりも近隣のホームセンターとは一線を画す規模です。

我が家からは30分ほどでいけるのですが、ちょっと早くつきすぎてしまった。。。
一通り園芸コーナーを見て回ったんですが、今年は寒気がきつくて、毎日霜が降りてしまうので、まだ春物の花は買えません。
今日の講習会では、この2本のバラを見本に剪定方法がレクチャーされました。
小山内先生曰く、剪定に必要なのは勇気。良い花を咲かせるためには芽の位置を見てしっかり切り戻す必要がある。このスタンダードローズだと、継ぎ口から上の部分について、1/3の位置を目安に切る。
切るとこのような姿に。
ここまでは普通だと思ってたのですが、
ここからが目からウロコ。
先生、この後さらに鋏を入れてこんな姿にしてしまい、
会場からどよめきが。
ここまで切り詰めた方が、
養分が分散しないので芽吹きが良くなるのに加え、継ぎ口付近から次のシュートが出やすくなるそうです。
続いては中輪品種の剪定。
割り箸程度の枝を切る、というのは正しいんだけど、もう一つ重要なポイントがあって、
切る枝の高さが違いすぎて、長い位置で切った枝があると、そこばかりに養分が集中して他の枝が枯れてしまう。
細い方の枝で、良い花が咲く位置で切った高さに合わせて、太い方の枝の切る位置も低くすると、養分が分散してくれる、とのことでした。
これは私のバラにも問題がある切り方してるのがあるので、さっそく明日修正したいと思います。FLでもこんなに切り戻しちゃうのかー。
講習会のあと、3000円以上購入すると、NewRosesに小山内さんのサインをしていただけるとのことだったので、京阪園芸のHT
こはるちゃん を買ってしまいましたw
サインして頂くときに、HTのクリスチャンディオールの背が高くなりすぎてしまうのをどうしたらいいか、を相談してみました。
・関東は火山灰土で他の地域に比べて土が柔らかく、バラが育ちやすい。関西だったら50㎝位の位置で冬剪定してちょうどいいけど、関東だと枝が伸びすぎてしまう。
・冬剪定で一番下の節の少し上の位置で切り、枝数が増えるようにする。枝数が増えると養分が分散するから伸びる高さが抑えやすくなる。
・直立するように支柱を立てると、上にばかり伸びてしまうので支柱はしない。もしくは支柱をして枝が倒れるように1か所だけ止めてシュートが出やすくする。
・窒素が多いと間延びしやすいから、肥料はカリ分が多めになるようにする。
貴重なプロのアドバイスを頂いたので実践してみたいと思います。
先生は、京成バラ園から先の千葉は未知の世界だったそうです。
バラの普及のため、これからもぜひいらっしゃってほしいです。